住宅ローンの各系統の特色は?

住宅ローンには、都銀、地銀、ネット銀行、フラット35等、様々な系統があります。各系統の大まかな特色は次の通りです。

住宅ローンの系統
  1. 都市銀行、信託銀行
    金利競争が激しく低めですが審査基準は厳しい傾向にあります。都市圏にお住まいの方にとっては支店も多く、便利な存在です。
  2. 地方銀行
    金利は若干高めです。地銀が複数ある県では店頭金利は地域によって差がある場合もあります。
  3. ネット銀行
    実店舗がないぶん、金利は低めですが審査は厳しくなります。個人の事案が勘案されにくい面がありますので必要書類について、自分で内容をよく理解しておく必要があります。
  4. 労働金庫、JAバンク
    労働金庫の住宅ローンは審査基準が比較的緩やかで、組合員であれば金利等の優遇があります。非組合員でも一定の条件を満たすと利用できます。
    JAの組合員向けの住宅ローンは農家以外でも組合費を収めて準組合員になると利用できます。
  5. フラット35
    住宅金融支援機構による長期固定型の住宅ローンです。申込み要件など、主な商品概要は全国共通ですが、ローンを提供するのは民間の金融機関です。金融機関によって金利が異なります。。

「都市銀行、信託銀行」の住宅ローンの特徴

都市部にお住まいの場合、店舗数が多く様々な手続きをするのに便利といえます。対面で相談できる住宅ローンセンターのほか、電話での無料相談窓口を設置している銀行もあります。審査が厳しいというイメージがあるかもしれませんが、ネット銀行などに比べると緩やかになっています。また、給与の振込口座として利用している場合等で審査に差が出る場合もあります。

全ての住宅ローンに共通して言えますが、マイナス金利が導入された2016年2月以降、大手銀行が住宅ローン金利を下げ始め、各銀行の競争が激しくなっていますので借り手にとって有利な状況が続いています。
概ね、都市銀行では自営業者などには審査が厳しくなりますので、自営業者の場合は地銀、信金、などのほうが融通は利きやすいと言えます。

「地方銀行」の住宅ローンの特徴

各地域の競争具合によって金利差が大きくなっております。競争の激しい地域では、他行の金利が低い場合、自行の金利もそれに合わせて引き下げるなど対抗策をとっています。

また、キャンペーンや付帯サービスの競い合いも盛んです。団信拡充のキャンペーンなどは量的な制限があったり申込み期限が決まっていたりするので、こまめな商品チェックが必要です。都市銀行では審査が通らない場合でも、地方銀行では個々の事情に耳を傾け審査が通るように働きかけてくれる場合もあります。

「ネット銀行」の住宅ローンの特徴

ネット銀行は無店舗でのサービス展開により運営コストを安くして、金利や事務手数料などを有利な条件設定にて差別化してきました。しかし、現在は住宅ローン金利が下がり、大手銀行もネット銀行とほぼ同等の金利を打ち出していますので、金利での勝負が難しくなってきております。

一般的に、他の金融機関よりも審査が厳しくなっております。保証料なしというケースもありますが、その代わり事務手数料が数十万円になることもあり、トータルのコスト計算が必要です。

金利が低いぶん、審査に慎重を期すため通常よりも結果が出るまで時間がかかります。また、申し込みから手続きまで、自力で行う必要があります。

「労働金庫」の住宅ローンの特徴

労働金庫(ろうきん)は全国の労働組合の組合員が主な顧客ですが、それ以外にも個人会員として最低出資金1,000円を拠出して会員になることで住宅ローンを申し込むことができます。年収の要件が低く150万円以上あると審査が受けられることで一時人気を集めていましたが、近年は審査が厳しくなってきているようです。

「JA」の住宅ローンの特徴

金利などの融資条件は、各JAによって異なります。また、その他の申し込み手続きにおける条件も担当者によってバラつきがあると言われております。所管が金融庁ではなく、農林水産省が所管であることも一因かもしれません。

「フラット35」の住宅ローンの特徴

このコラムでも制度について記載している住宅ローンです。
他の住宅ローンと違う点は、審査が緩めで勤続年数や前年の年収を問われないという事です。転職したばかりや年収が少なめな方、自営業者の方にとって借りやすい住宅ローンと言えます。

どこに相談したらいいの?

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