早めに相談することが大切
住宅ローンは、長い期間にわたって返済を続ける必要がありますが、病気や仕事を失ったりすると返済が難しくなることもあります。そんなとき、どうしたらいいのでしょうか?以下の対策を考えてみましょう。
返済が難しくなる前に、金融の専門家に相談することが重要です。早めにアドバイスを受けることで、自分に合った解決策を見つけやすくなります。わからないことや相談が必要なときは、フラット35相談センターへお気軽にご連絡ください。
返済条件の変更
フラット35では、以下のように返済条件を変更できます。
- Aタイプ(返済期間の延長)
返済期間を延長することで、月々の返済額を減らすことができます。ただし、総返済額が増加する可能性があります。
- Bタイプ(一定期間の返済額減額)
一定期間だけ返済額を減額し、その後元に戻します。
- Cタイプ(ボーナス返済の変更)
ボーナス払いの月を変更したり、ボーナス払いを取り止めたりできます。また、毎月払いからボーナス払い併用に変更することも可能です。
返済方法の変更
元金均等返済から元利均等返済への変更、またはその逆も可能です。
振込期日の変更
返済の振込期日を変更することができます。
シルバー返済特例
70歳以上の方が返済継続が困難な場合に適用される特例です。以下の内容が含まれます。
- 利息のみの返済
月々の支払いを利息のみにし、元金の返済を一時的に停止します。
- 残債務の一括返済
債務者全員が亡くなった際に、自宅の売却で残債務を一括返済します。
シルバー返済特例とリバースモーゲージの違い
- 対象者: シルバー返済特例は70歳以上、リバースモーゲージは60歳以上。
- 目的: シルバー返済特例は一時的な返済困難の緩和、リバースモーゲージは自宅に住みながら生活資金を得るための長期的な融資制度。
- 返済タイミング: どちらも元金の返済は契約者の死亡時ですが、シルバー返済特例は特に返済困難な状況に対応するための措置です。
【出典】住宅金融支援機構 フラット35
【フラット35】月々の返済でお困りになったときは(外部サイトへ移動します)
専門家に相談する
返済が難しくなる前に、金融の専門家に相談することが大切です。早めに相談すれば、自分に合った解決策を見つけやすくなります。
わからないことや相談が必要なときは、フラット35相談センターへお気軽にご連絡ください。